建築士について

建築士試験

建築士とは、建築士法で定められている資格です。建築士は一級建築士、二級建築士、木造建築士の3種あります。それぞれに試験があり、試験に合格することが資格を取得する一歩となります。

一級建築士は、国土交通大臣の免許を受けて、建物の設計、工事監理等の業務を行う者。二級建築士は、都道府県知事の免許を受けて、建物の設計、工事監理等の業務を行う者。木造建築士は、都道府県知事の免許を受けて、木造の建築物に関し設計、工事監理等の業務を行う者、とされています。

建物の構造と規模によって、一級建築士の資格がなければ設計や工事監理ができない、一級あるいは二級建築士の資格でなければできない等定められています。

たとえば、学校や病院、劇場や映画館、百貨店等の用に供する建造物は、構造が何であれ(木造であろうと、鉄筋コンクリート造であろうと)、延べ面積が500平方メートル越える場合は、一級建築士でなければなりません。

建築士の資格を取得するには、建築士試験に合格し、一級建築士名簿、二級建築士名簿、木造建築士名簿にそれぞれ登録することで、免許が交付されます

建築士試験

建築士の資格を取得するには、建築士試験を受験しなければなりません。まずは二級建築士試験からみていきましょう。二級建築士試験は建築士法に基づいて、都道府県知事により行われるものです。

二級建築士試験の受験資格は、建築に関する学歴によって、必要とされる建築に関する実務経験年数が異なってきます。建築課程の大卒(旧制大学、短大、高等専門学校卒業も含む)者は実務経験年数なしで、土木課程の大学者は実務経験1年以上で、建築・土木課程の高卒者は、実務経験3年以上で受験できます。こういった学歴のない者は、実務経験7年以上で受験資格が与えられます。

二級建築士試験は、学科試験と製図試験がありますが、学科試験に合格しないと製図試験は受験できません。学科試験に合格すれば、2年間は学科試験が免除されます。

学科試験の試験科目は、建築計画、建築法規、建築構造、建築施工に関する5択で、25問ずつ計100問出題されます。製図試験は、あらかじめ公表された設計課題についての製図試験であり、4時間半で作成します。